HSCの娘

こんにちは
ファミリーカウンセラー伊藤幸子です
 
家庭の中に一つでも多くの笑顔が咲きますように♡
 
涙する日も大切なあなたの人生。
 
一緒にゆっくりじっくりやりましょう。
 
大丈夫!
一人じゃないよ。
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先日 雨 の平日のことです。
学校に登校したはずの娘からLINEが入り

「学校の近くまで来たけど足が動かないの。

 苦しいから今日は帰っていい?」

と連絡がありました。

「わかった・・・

 気をつけて帰っておいで」

と返事をしたものの心はザワザワ
もともと学校のことをあまり話さない娘。
ここのところ

忙しさを言い訳に子どもとの時間を優先していなかったぁ・・・

と反省。

疲れた顔で帰って来た娘に

「お帰り。疲れたね」

と声をかけると

「うん、少し寝る」

と部屋へ入っていきました。

本当は

「何があったの?」

と聞きたいところですが、気持ちを抑え娘のタイミングを大切にしました。
(これ、なかなか難しいです。でも、とても大切!)
2時間ほど寝て起きて来た娘と遅めの昼食。
ポツリポツリと話しだしました。
「うん。うん。」「そうなんだ」「辛いね」「頑張ってるね」・・・
と話を否定せずに聞いていくうちにどんどん話し出す娘。

「そんなに辛かったら無理に学校行かなくてもいいんだよ」

と声をかけると、

「う〜〜〜ん・・・でも・・行く!

 学校に行けないって悔しいし・・・」

と学校に行くことを選択した娘。
いつもの勝気さを取り戻していました。

娘はHSC(ひといちばい敏感な子ども)です。

(大人の場合はHSPといい5人に1人いると言われています)
人の気持ちを敏感に感じてしまいます。
周りが怒られるとまるで自分が怒られている気持ちになります。
そしてとても疲れてしまうのです。
だから家に帰ったら1人になる時間が必要です。
学校から帰って来てなにもせずにぼーっとソファーに座っている。
一見ダラ〜っとしてばかりに見えますがリセットする大事な時間なのです。

HSCの子ども達は些細なことに傷つきやすく不安になりやすい傾向を持っています。

その反面、人の心の痛みがわかるので、思いやりがあり他者を気遣うことができる心優しい子ども達でもあります。

そして発達障がいと誤解されやすいのも特徴です。
HSCは障がいや病気ではなくその子の「質」です。
この質は大人になっても変わりません。
治すのではなく「生かす」もの!
怖いのは二次障害です。
すでに持っているお子さんの良いところに目を向けましょう。
味方になってくれる人の存在が大きな安心感になります。
敏感な子は人の笑顔が大好きなんです。

 

だからこそ

親・学校含めた周りの大人の理解が必要です。

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